ずっと考え中ブログ〜懐疑的な記録〜

常に多方面に長考中のアラサーサラリーマンの記録

原発と建築家

建築家である著者がこれからのエネルギー供給を考える上で建築には何ができるのか、他の分野で活動されている方と話しながら脱原発のための具体例とそこに絡む問題が書かれている。

ただ原発を悪いとするのではなく、なぜ悪いのか、原発以外のエネルギー供給の実例も挙げられていることで全く知識を持ち合わせていない人も読める内容になっているのではないだろうか。

これまで建築家はエネルギーのことを考えてこなかった。とあるが、それはこれまでの一般市民も同じで、本書に登場する方、著者の一建築家としてのスタンスは様々な示唆に富んでいる。