ずっと考え中ブログ〜懐疑的な記録〜

常に多方面に長考中のアラサーサラリーマンの記録

2015-01-01から1年間の記事一覧

非学歴エリート

著者の実体験をもとに書かれた自己啓発本。学生と社会人になってからとでは、評価されることが当然大きく異なってくるが「個」として勝負するために何が必要か?という問いの一つの解答例と捉えられる。 しかし、異常な根性論が展開され、著者のように「モチ…

歩いても歩いても

日本の家族ってこんな感じでそれがよくもあり、悪くもあるんだよな。世間は幸せすぎても妬む人がいるし、少しくらい悩みがあるほうがかわいらしいというか。。。そんな謎な社会に生きているなぁ。と思ってくすっと笑った。 歩いても 歩いても 発売日: 2016/0…

朝がくる

現代において家庭環境は多様化し、これまで当たり前と思ってきたことを疑いながら「幸せ」とはなにか?を考え、悩みつつも立ち止まらず生きていかなければいけないし、自分の幸福感を他人に押し付けることを慎まなければいけないと自戒の念に襲われる。 朝が…

詩集 人はかつて樹だった

世界の美しさはたぶん悲哀でできている。自由とはどこかへ立ち去ることではない。老いるとは受け入れることである。人は悲しみを重荷にしてはいけない。 詩集 人はかつて樹だった 作者:長田 弘 発売日: 2006/07/11 メディア: 単行本

チョコレートドーナツ

映画館で見たのに、リリースされてすぐDVDでもう一回見ました。友人曰く「心の凍った私でも泣ける」(笑)世の中の矛盾と純粋な愛について描かれている。一方から考えると「同性愛者」への差別的偏見について考えさせられる、ある一面をみれば「障害者」と囲…

モーターサイクル・ダイアリーズ

若き日のチェ・ゲバラの話。とは知らずに鑑賞した。南米大陸縦断の旅は、序盤から自然の厳しさにさらされるが、この映画では、人々とその生活との関わりがメインに描かれているように思う。そして、青年期の熱い男2人が何を感じ、旅の後に何を目指すのかと…

イントゥ・ザ・ワイルド

学もあり、将来有望な人間が誰しもがエリートコースを進み裕福な生活に憧れているわけではないのだ。必要以上にものを持たずとも、自然のなかで太陽の光や自然の恵み、季節の厳しさを感じながら生活することで心も豊かになれるかもしれない。放浪の旅のなか…

食べて、祈って、恋をして

エリザベス・ギルバートの自伝がベースらしいが長い。 長い割に内容が薄い。 食べて、祈って、恋をして (字幕版) 発売日: 2013/11/26 メディア: Prime Video 食べて、祈って、恋をして ダブル・フィーチャーズ・エディション [ ジュリア・ロバーツ ]価格: 11…

「グズ病」が完全に治る本―「言い訳」の生活から「スグやる」生活へ!

感情の起伏によるグズ病、言い訳を探す天才。 「グズ病」が完全に治る本―「言い訳」の生活から「スグやる」生活へ! 作者:S. ロバーツ メディア: 単行本

LIFE!

現実と夢想の中に生きる。人間は誰しもがそうであるように主人公のウォルターもそうだ。やや夢想の時間が長いかも。この映画が教えてくれるのは、現実の世界にも夢のような出来事が起こるかもしれないということではないか。イメージの中だけで自分をヒーロ…

TIME/タイム

「時間=寿命」 考えれば当たり前のようだが、明確に定義されることで改めて考えさせられる不老不死へ対する憧れや不条理。 このルールによって寿命をコントロールできることが可能になる代わりに、何によって生命を感じるかというのが目に見えるのではない…

JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN

「生れながらの悪」とでもいえるだろうDIOの中にも、善の心というか人間らしさが垣間見えるような内容だった。 原作のジョジョの奇妙な冒険で描かれるディオ様からはややイメージの違いを感じるものの、それでも原作の流れとその時々の心情の描写としては違…

流星ワゴン

ドラマの開始とともに再読。 主人公ほど最悪の人生でなくとも、誰でも自分の人生をやり直せたらと思うことはあるはず。もしも自分と同じ歳の父親と出会うことができたら父への気持ちも変わるのだろうか。 三組の父子の関係はどことなく似ていて、不器用で、…

桐島、部活やめるってよ

一部だが学生生活の小説だと過度に熱かったり、矢印がいっぱい出てる恋愛ものだったりすると興冷めしてしまうがそれがない。 というよりもリアルな学校生活の階層や青春時代の心情の揺れが表現されている。しかも、各章のストーリーが少しずつ絡み合っている…

建築武者修行

著者が旅のなかで見たこと、感じたことが体験談と著者自身の見事なスケッチで語られ、自分もこのようなアウトプットができたらと思う。 内容は体験記であるが、著者自身の私的な見解も知識と体験をもとにした優れたテキストであるが、土地の文化や気候、歴史…