ずっと考え中ブログ〜懐疑的な記録〜

常に多方面に長考中のアラサーサラリーマンの記録

食べて、祈って、恋をして

エリザベス・ギルバートの自伝がベースらしいが長い。

長い割に内容が薄い。 

食べて、祈って、恋をして (字幕版)

食べて、祈って、恋をして (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

LIFE!

現実と夢想の中に生きる。人間は誰しもがそうであるように主人公のウォルターもそうだ。やや夢想の時間が長いかも。
この映画が教えてくれるのは、現実の世界にも夢のような出来事が起こるかもしれないということではないか。イメージの中だけで自分をヒーローに仕立て上げるのではなく、外の世界に飛び出してみるととんでもない冒険が待っている。
ラストは「よい話」で締められているが、普段の生活・仕事を全うしたウォルターは常に自信を持っていいヒーローだったことを教えてくれる。

映画のストーリー上、妄想シーンは不可欠なのだろうけど、個人的には不要な演出と感じる。

 

 

LIFE!/ライフ オリジナル版 (字幕版)

LIFE!/ライフ オリジナル版 (字幕版)

  • 発売日: 2014/07/02
  • メディア: Prime Video
 

 

TIME/タイム

「時間=寿命」 考えれば当たり前のようだが、明確に定義されることで改めて考えさせられる不老不死へ対する憧れや不条理。

 

このルールによって寿命をコントロールできることが可能になる代わりに、何によって生命を感じるかというのが目に見えるのではないか? 

In Time (字幕版)

In Time (字幕版)

  • メディア: Prime Video
 
TIME/タイム (吹替版)

TIME/タイム (吹替版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN

「生れながらの悪」とでもいえるだろうDIOの中にも、善の心というか人間らしさが垣間見えるような内容だった。

原作のジョジョの奇妙な冒険で描かれるディオ様からはややイメージの違いを感じるものの、それでも原作の流れとその時々の心情の描写としては違和感もなく楽しんで読むことができた。著者の西尾維新は相当読み込んでいるんだろうなと感じる。

DIOの人間らしさには、聖女のような母親、そしてエリナの存在(女性神聖視のような印象も受ける)が不可欠であり、神父プッチの存在にもつながる流れも納得がいく。

 

 

JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN

JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN

  • 作者:西尾 維新
  • 発売日: 2011/12/16
  • メディア: 単行本
 

 

流星ワゴン

ドラマの開始とともに再読。

主人公ほど最悪の人生でなくとも、誰でも自分の人生をやり直せたらと思うことはあるはず。もしも自分と同じ歳の父親と出会うことができたら父への気持ちも変わるのだろうか。

三組の父子の関係はどことなく似ていて、不器用で、格好つけで、臆病者だ。全てが男目線で語られいるが、女は女であり、母であり、妻になるのに男は男のままなのかな。

と思った。読者としては子供のころ、親になってから、孫ができてからとどのライフステージを迎えても共感できる内容に仕上がっていて、これは保存する本棚いきだなと確信。

 

 

流星ワゴン (講談社文庫)

流星ワゴン (講談社文庫)

 

 

桐島、部活やめるってよ

一部だが学生生活の小説だと過度に熱かったり、矢印がいっぱい出てる恋愛ものだったりすると興冷めしてしまうがそれがない。

というよりもリアルな学校生活の階層や青春時代の心情の揺れが表現されている。しかも、各章のストーリーが少しずつ絡み合っている構成がなんとも憎い。

桐島は全く出てこないが、ごく近しい者も、遠巻きのものも影響を受けている様子が伺える。私たちの生活も誰かの影響を少しずつ受けながら、与えながら変化しているのだろうな。

 

桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)

桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)

 

 

と日常の中に当たり前なのに忘れてしまっている感覚を呼び起こされるような内容だった。